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2004年 10月 12日

ALS(筋萎縮性側索硬化症)その7

ALSは必ず本人に病気の内容を知らせねばならない。

人工呼吸器を一度装着すると、それを外す事は、生きている限り2度と出来ない。
どんなに本人が苦しがって、それを外してくれと懇願しても誰にもそれを外せない。
生命維持に必要なものを取り外すという事は殺人になるからだ。
日本では尊厳死、安楽死は認められていない。
最期まで延命を続けるのだ。

本人に何も知らせずに人工呼吸器をつけた場合、家族や医師が恨まれる事があるそうだ。
こんな苦しい思いをしてまで生きていたくなかった。
なんでこんなものを着けたのか、と。

だから意識のある人間に人工呼吸器を着ける時は、医師は本人の同意を求める。

なぜこれが必要か  -着けないと息が出来なくなり死ぬから-
着けるとどうなるか -機械の力で息をする事が出来生き続けられる-
問題は       -どんなに苦しくなっても着けたら最後もう外せない-

つまり、

あなたは半年から2年で死にます、少しでも先まで生きていたければこれを着けなさい。
ただしこれを着けたからといって病気が治るわけではありません。
あなたの病気は、筋萎縮性側索硬化症という不治の病です。
これからどんどん悪くなっていき、ご飯も食べられない、歩く事も出来ない、息も出来ない、しゃべる事も瞬きも指を曲げる事すら出来なくなる。
それでも人工呼吸器を着けますか?

と、聞かなければならないのだ...

いずれ、父に話さなければならない。
ただ、それは今でなくて善いはずだ。
父はガンを取った事で大変喜んでいた。
もう病気は治った、また植木の仕事をばりばりやれるぞと...
大好きなカラオケをまた存分に楽しむぞと...

by falcon65 | 2004-10-12 13:50 | ALS筋萎縮性側索硬化症


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