ぷらぷらカメラ ひトリ歩き

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2004年 10月 12日

ALS(筋萎縮症側索硬化症)その4

今月15日は父の命日。
少しペースを速めてこの章を進めよう。

母と自分、そして姉がこのALSの告知を医者から受けた。
みな、どう受けためたら良いか分からず、戸惑った。
何か死なせない方法は無いのか?

なぜ運動神経のみなくなって行くのか原因が分からず、そのため有効な薬も無い。
もちろん外科的手術も無い。

今はひとりで歩行が出来るけど、いずれ寝たきりとなる。
食事も水分も自力では飲み込めないので、胃に直接チューブから栄養剤を入れる。
自発呼吸も困難になるので、喉に穴を開け人工呼吸器により呼吸をさせる。
体は動かないけれど、意識、感覚は正常。痛みも苦しみも今まで通り感じる。

現在ALSの患者に対して、病気の進行を遅らせると考えられる『リルテック』と言う薬を投与する。
ただしこの薬はALSを直すのではなく、進むのが遅くなる効果を期待する薬である。

気休めってことか...

とにかく分かった。
いや、分からないけど、出来ると思われる事は何でもしよう。

ただし、進行がとても早い。
早くて半年、長くて2年...
それじゃあ、絶対2年、それ以上何年でも生きてもらえるようにしよう。

by falcon65 | 2004-10-12 12:15 | ALS筋萎縮性側索硬化症


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