ぷらぷらカメラ ひトリ歩き

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2005年 06月 18日

事故顛末 その1

いつものアホに戻る前に、今しばらく今回の事故についてお付き合いしてください。


赤信号待ちで突然追突されたらどうします?

事故顛末 その1_b0019557_1232452.jpg


私は車内いて呆然としてました。バックミラーいっぱいに追突したクルマが映ってます。相手方がクルマから降りてきて、まず詫びを入れてくるのを待ちました。「すみません、大丈夫ですか?」って。それから話が始まると思ってました。

ところが相手はクルマから降りてきません。なかなか降りてきません。どうしたのかな?と思っていると相手のクルマがバック、そして右折レーンに自らのクルマを進めようと前進に移りました。

「逃げられる!」コッチもすかさず右折レーンに出て、相手のクルマの鼻先に突っ込み進路を塞ぎ車外に飛び出しました。この時自分の中で“相手方”という穏やかな呼称ではなく“コノ野郎”と敵に変化しました。

「ふざけんじゃネエや!テメー逃げようとしやがったな!とっととクルマから降りろ!この野郎!」胸ぐらこそつかみませんがほぼそれに近い勢いです。怒りのアドレナリンが大量に出てますから怪我の事を忘れてます。

私の体格及び風貌から、このような罵声が全身に怒りを込めて発せられると、相当の威嚇効果があります。もちろん私はそれを承知していて、逃げようとした野郎を制圧するつもりでした。

「あ〜、後ろのクルマに邪魔になるから横によけようと思って動かしただけだよ。」運転席には60歳前後の小柄で丸顔の男が座っていました。その顔には動じる風も悪びれる風もありません。薄ら笑いすら浮かべています。

普通うっかり前車に追突してしまった場合、かなり動揺するのではないでしょうか?

私は以前自分の不注意で他車と接触事故を起こしてしまった際に、すぐにクルマから飛び出し、全力で謝り、保険会社へ即連絡し、現場の写真を撮り、再び丁寧にお詫びを繰り返した所、相手との別れ際に「ご丁寧にありがとうございました。」と礼を言われびっくりした事があります。(かなりお上品な奥様とお見受けしましたが...)

-つづきます-

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by falcon65 | 2005-06-18 13:02 | ひとりごと


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