ぷらぷらカメラ ひトリ歩き

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2004年 09月 13日

ALSってご存知ですか?

昨日父親のちょっと早い一周忌法要を行いました。
父はALS(筋萎縮性側索硬化症)という病になり、
半年間の短い闘病生活の末永眠しました。

ホーキング博士や亡くなった大リーグのル−・ゲーリック選手も同じ病気です。
そのためルー・ゲーリック病とも呼ばれています。

具体的には筋肉を動かす運動神経が無くなり、筋肉も萎縮してゆき、
体のすべての部位を動かす事が出来なくなる病気です。
10万人に1〜5人の発症率といわれ、治療方法は今現在ありません。
原因も不明です。
この病気になる人の数が少ないため、あまり知られていない病だと思います。
僕自身も父が発病するまで全く知りませんでした。

昨日,父の墓前で考えました。
誰かがこの病気について知りたいと思っており、
父の事を書く事によって、もしかしたら少しでも役に立つならと思い、
不定期ですがここに記していきます。


2003年1月、ごく初期の大腸がんが見つかる。
がんは小さく、大腸を数センチ切り取る手術を行う事になる。
それまで父は大きな病を患った事は一度もなく、血圧が少し高い事を除けば健康そのもの。
骨折で入院した事以外、病院とは無縁な人でした。

2003年3月大腸がんの外科手術。
手術室に入る直前までくだらない冗談を言って笑っている。
手術が済めば、また前と同じように働けると信じており、
事実、がんはごく初期だったので、傷さえ塞がって体力が戻れば働けるはずだった。
そして、手術は成功、抜糸が済むまで入院。

まだALSとは無縁の生活だった。

by falcon65 | 2004-09-13 10:15 | ALS筋萎縮性側索硬化症


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