ぷらぷらカメラ ひトリ歩き

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2010年 05月 12日

Romanticが止まらない

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とある一日



昼下がり、5歳くらいの男の子とお父さんが乗車。
男の子は知的障害があるようだ...
お父さんは行き先を告げると、バサッと新聞を広げて読み始める。
座席にちょこんと座った男の子は、歌うようなかわいい声でひとりおしゃべり。
何をしゃべっているのか熊助には聞き取れなかったが、お父さんが時々相槌をうっている。
まるで居間のソファーでくつろいでいるかのようなふたり。
歌うようなおしゃべりの声がきこえなくなったなあ、って思ったら、すーすーとこれまたかわいい寝息が聞こえてきた。
暖かな春の日差しが差し込む車内は平和そのもの。
しばらく走り目的地に着くと、男の子はぐずる事もなくパッと目を覚ました。
ドアを開けクルマから降りると男の子は、ヒマワリのようなおっきな笑顔で、バイバ~イっておっきく手を振ってくれた。
真っすぐでピカピカに輝いたその笑顔に、とっても嬉しくなる。
素敵な笑顔をありがとう。またね。



老夫婦が手を挙げている。
杖をついているじいちゃんは、見るからに足が不自由そうだ。
出来るだけ歩かないでクルマに乗れるように、歩道のぎりぎりまで寄せてドアを開ける。
こんにちは、ご乗車ありがとうございます。あわてずゆっくりお乗りください。
ドアを閉めます、よろしいですか?
では進行いたします。

後方確認してゆっくりアクセルを踏んで走り出した途端、
ガリガリガリガリッ!
車体から硬い物をひっかく異音が...
(やべ、やっちまった)
「熊助さん、大丈夫かい?何かにぶつけたみたいだけど。」
じいちゃん、ばあちゃん共に心配顔。
わかってる。歩道の外に看板だか何だかの出っ張りがあったのを忘れてた(汗)
左フロントバンパーをこすったらしい(泣)
走れないようなキズではないのでそのまま進行(滝汗)

目的地到着後クルマから降りたじいちゃんばあちゃんは、足がつらいのにわざわざ前に回り込み
「ここ壊れてるよ!ほら、ここ!ここ!」
指差して教えて下さった。
ああっ、いいんですよ、そんな大きな声あげて指差さなくても(泣)
バンパーがかる~く外れかかってました...
ええ、かる~くですよ、かる~く...
ドカドカとげんこで連打して取りあえずはめちゃいました(汗)
それから会社に電話して、現況と引き続き営業を続ける旨を報告。
明朝帰社後、詳しく話を聞きましょうと言われる...
ああ、愛の説教部屋が待ってるよ...(泣)



夜に入って突然激しい雨が降り始めた。
雨具を持たない人たちがクルマを止めようと、びしょ濡れで右往左往している。
目の前で手が挙がったおサカナ様をお乗せして、ご自宅への道を走る。

夜は暗く、雨は激しく、著しく視界は不良。
前方の信号は青。
前を左折していくクルマの列に続いて、熊助のクルマも左に曲がっ...
うわっ!!!
突然目の前に自転車が現れた!
だがすんでのところで自転車がクルマをよけていった(冷汗)
暗闇、土砂降り、黒い服、無灯火...
最悪の条件だけど、もし横断歩道上で自転車をはねてしまったらと思うと、ゾ~っとする...
自転車の彼も熊助も、どちらも命拾いした(滝汗)






.


深夜になりまして夜の街。
妙齢の男女おふたり様が手を挙げた。
直前までひっしと抱き合っていたふたり、今、ボルテージは最高潮、桃色吐息のはず。
さて、おふたりでどちらへ行くのかなあって思っていたら、
「じゃ、熊助さん、彼女をチバラギグンタマのお家まで気をつけて送ってください。」
あれっ?
「じゃあ、またね。」
名残惜しそうに、にいちゃんはねえちゃんをクルマへ送り込んだ。
あらま、ここからおひとりさまなのね。了解。
ではチバラギグンタマまで進行いたします。

でも後ろの席のねえちゃんは、酔っ払っているとはいえ微妙な空気...
何かブツブツ言っている。
「なんで...」
「なんでアタシひとり...」
「なんでアタシひとりタクシーで帰んなきゃいけないのよ...」
おおっと、お持ち帰りされなかったことがたいへん不満のようだ(汗)
今何か話しかけると面倒な目にあいそうなので、聞こえないふりをして放置。
そしたら、スースー眠ってしまった。
昼間の男の子のスースーと違って、不発弾輸送中みたいでこれはコワイ(汗)

さて、おうちに着きましたよ~
起きない(汗)

起きて下さい!
起きない(大汗)

起きないと警察に行って、警察官立ち合いで起こしてもらわないといけなくなるんですよ!!!
起きた(笑)

起きたら早い。
パッとお支払いになると、パッと大股を広げて、パッとスカートの裾を翻して、パッと降りていかれた。
後には短いスカート、黒い網タイツ、白いほにゃらがが、熊助の眼に残像として残ったのであった(滝汗)




夜明け間近、ゲイタウン二丁目。
相変わらず厳つい顔でかわいい身振りのお兄ちゃん達が、楽しそうにしゃなりしゃなりと歩いてる(笑)
そこで40歳くらいの西洋人のナイスガイと目が合った。
(いいかい?)
(どうぞ)
一瞬で眼と眼で会話するふたり。
ナイスガイが熊助に乗って...
もとい、熊助のクルマにお乗りになり、さあふたりのホテルへレッツゴー!
いやいや、ホテルまでお送りさせていただくことに(笑)

道中、熊助のぶろーくんいんぐりしゅで話を聞くと...
いまニューヨークに住んでるけど、オランダ人。
日本語全然しゃべれない。
二丁目楽しい。
が判った(笑)

しかし段々空気がまた微妙に...

仕事はいつごろ終わるの?
仕事が終わったら遊ばない?
いやいやいやいや...(汗)

ユーセクシー
アイム グッド ベッドボーイ
おおっ、それは絶対ノー!!!(滝汗)

別れ際に握手をする羽目になり、手を撫でまわされながらそれでも笑顔を絶やさなかったワタクシは、熊助道のプロでありましょう。



んんん、もしかしてアタシ、あっちの道のプロへ歩み始めて...



だ れ か Romantic と め て (汗)




by falcon65 | 2010-05-12 15:53 | 熊助の車窓から(仮)


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